特定技能「鉄道」とは?【2026年最新】運転士・車掌・駅係員の受入要件を完全解説

2024年3月、鉄道業界の人手不足に対応するため、特定技能に「鉄道」が新たに追加されました。本記事では、特定技能「鉄道」の制度概要から受入要件、対象業務まで徹底解説します。

このような疑問にお答えします

  • 特定技能「鉄道」で採用できる業務は?
  • 運転士や車掌も対象?
  • 駅係員の業務は含まれる?
  • 受入企業に必要な要件は?
  • いつから受入開始?

特定技能「鉄道」の最新データ【2026年】

5年間の受入見込数
3,800人
2024年〜2028年
対象業務
5種類
運転・車掌・駅係員等
制度開始
2024年
3月閣議決定

特定技能「鉄道」とは

特定技能「鉄道」は、2024年3月に閣議決定され新設された在留資格です。鉄道業界の人手不足と技術継承の課題に対応するため、運転士、車掌、駅係員、車両製造・整備などの業務に外国人材の受入れが可能になりました。

項目特定技能1号特定技能2号
在留期間通算5年まで未定(今後整備予定)
技能水準相当程度の知識・経験-
日本語能力N4相当以上-
雇用形態直接雇用のみ-
家族帯同不可-

対象となる5つの業務区分

1. 軌道整備

線路の保守・点検・修繕作業

2. 電気設備整備

電力設備、信号設備の保守・点検

3. 車両製造・整備

鉄道車両の製造、検査、修繕

4. 運転

電車の運転業務(動力車操縦者)

5. 車掌・駅係員

車掌業務、駅での案内・改札業務

業務区分の詳細

業務区分主な業務内容必要資格
軌道整備レール交換、枕木交換、道床整備等技能試験合格
電気設備整備架線・変電設備・信号設備の保守技能試験合格
車両製造・整備車両の組立、検査、部品交換技能試験合格
運転列車の運転操縦動力車操縦者運転免許
車掌・駅係員車内放送、案内、改札、切符販売技能試験合格

特定技能「鉄道」の取得方法

試験合格ルート

必要な試験:

  1. 鉄道分野特定技能評価試験(業務区分ごと)
  2. 日本語能力試験N4以上 または JFT-Basic

注意:運転業務は「動力車操縦者運転免許」も別途必要

運転業務の追加要件

電車の運転業務に従事するには、特定技能の要件に加えて、動力車操縦者運転免許の取得が必要です。この免許は日本の国家資格であり、養成期間や試験が必要となります。

受入企業(特定技能所属機関)の要件

基本要件

  • 事業内容:鉄道事業法に基づく鉄道事業者または軌道法に基づく軌道経営者
  • 報酬:日本人と同等以上の報酬を支払うこと
  • 協議会:鉄道分野特定技能協議会への加入
  • 支援体制:1号特定技能外国人支援計画の策定・実施

受入れの流れ

1
人材の選定
技能試験・日本語試験合格者から選定
2
雇用契約・支援計画
雇用契約の締結、支援計画の策定
3
在留資格申請
地方出入国在留管理局へ申請
4
協議会加入・研修
協議会加入、社内研修の実施
5
就労開始
業務開始(運転業務は免許取得後)

よくある質問(FAQ)

Q. 新幹線の運転士になれますか?

A. 制度上は可能ですが、動力車操縦者運転免許の取得や高度な日本語能力が必要であり、実際の運用には相当の訓練期間が想定されます。

Q. 駅の案内業務だけでも対象ですか?

A. はい、「車掌・駅係員」の業務区分に含まれます。訪日外国人への多言語対応なども期待されています。

Q. 技能実習からの移行は可能ですか?

A. 鉄道分野には対応する技能実習職種がないため、試験合格が必要です。

Q. 地方の私鉄でも受け入れられますか?

A. はい、鉄道事業法に基づく鉄道事業者であれば、JR・大手私鉄・地方私鉄を問わず受入可能です。

キャリアリンクアジアのサポート

特定技能「鉄道」の人材紹介

キャリアリンクアジア株式会社では、ベトナム・インドネシア・タイから鉄道分野の人材をご紹介しています。

  • 技能試験・日本語試験合格者のご紹介
  • 在留資格申請から受入後の支援まで一貫対応
  • 登録支援機関として支援業務を代行

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