特定技能「建設」とは?【2026年最新】受入要件・JAC加入・申請手続きを完全解説
建設業界の深刻な人手不足を解決する手段として、特定技能「建設」の活用が急速に広がっています。本記事では、特定技能「建設」の制度概要から受入要件、申請手続き、費用まで徹底解説します。
このような疑問にお答えします
- 特定技能「建設」で採用できる業務・職種は?
- 受入企業に必要な要件と準備は?
- JAC加入や建設キャリアアップシステムとは?
- 技能実習からの移行方法は?
- 申請から受入れまでの流れと期間は?
特定技能「建設」の最新データ【2026年】
特定技能「建設」とは
特定技能「建設」は、2019年4月に創設された在留資格で、建設業界における人手不足を解消するため、一定の技能を持つ外国人材の就労を認める制度です。
| 項目 | 特定技能1号 | 特定技能2号 |
|---|---|---|
| 在留期間 | 通算5年まで | 上限なし(更新可) |
| 技能水準 | 相当程度の知識・経験 | 熟練した技能 |
| 日本語能力 | N4相当以上 | 要件なし |
| 家族帯同 | 不可 | 可能(配偶者・子) |
| 永住権 | 在留期間に算入されない | 永住申請可能 |
【図解】対象業務区分(3区分)
2022年8月の制度改正により、従来の19区分が3つの大区分に統合されました。
2022年の改正により、同一区分内であれば複数の業務に従事可能になりました。例えば「土木」区分で雇用された外国人は、型枠施工と鉄筋施工の両方の業務を行えます。
【図解】受入企業の6つの要件
事業者登録が完了していること(技能者登録も必要)
正会員または賛助会員として加入していること
建設特定技能受入計画の認定を受けること
日本人と同等以上の報酬、月給制での支払い
JAC(建設技能人材機構)への加入
特定技能「建設」で外国人を受け入れるには、JAC(一般社団法人建設技能人材機構)への加入が必須です。
| 会員区分 | 年会費 | 特徴 |
|---|---|---|
| 正会員 | 約36万円/年 | 建設業者団体を通じて加入。団体により費用が異なる場合あり |
| 賛助会員 | 原則24万円/年 | JACに直接加入。個社での加入が可能 |
JAC会費とは別に、特定技能外国人1人あたり月額12,500円〜20,000円程度の「受入負担金」がかかります(2024年時点)。
建設キャリアアップシステム(CCUS)とは
建設キャリアアップシステムは、技能者の資格・経験を業界統一のルールで蓄積・管理するシステムです。
事業者登録
- 登録料:一律6,000円
- 管理者ID利用料:11,400円/年
- オンラインまたは郵送で申請
技能者登録(外国人本人)
- 登録料:2,500円(簡略型)/ 4,900円(詳細型)
- 在留カード情報の登録が必要
- 現場入場時にカードをタッチ
【図解】受入れまでの流れ
建設業許可確認、CCUS登録、JAC加入
技能試験合格者または技能実習2号修了者を採用
国土交通省へオンライン申請(審査1.5〜2ヶ月)
出入国在留管理局へ申請(審査1〜3ヶ月)
入国後または在留資格変更後に就労開始
技能実習からの移行の場合、技能実習計画の修了期日の6ヶ月前から受入計画認定申請が可能です。余裕を持った準備をお勧めします。
外国人材の要件
ルート1:技能試験合格者
- 技能試験:建設分野特定技能1号評価試験に合格
- 日本語試験:日本語能力試験N4以上、または国際交流基金日本語基礎テスト合格
ルート2:技能実習2号修了者
- 技能実習2号を良好に修了していること
- 技能実習の職種・作業と特定技能の業務区分に関連性があること
- 技能試験・日本語試験は免除
【図解】技能実習から特定技能への移行
3年間
5年間
無期限
建設分野特有の注意点
月給制の義務
建設分野では日給制・時給制ではなく、月給制での支払いが必須です。安定した収入を保証する必要があります。
受入人数の制限
特定技能外国人の受入人数は、常勤職員の総数以下でなければなりません。
1号特定技能支援計画
生活オリエンテーション、相談対応など10項目の支援が必要。登録支援機関への委託も可能です。
よくある質問(FAQ)
Q. 建設業許可がない場合でも受け入れられますか?
A. いいえ。建設業法第3条の許可は必須要件です。まず許可取得の手続きを行ってください。
Q. 技能実習生を特定技能に移行させる場合、試験は必要ですか?
A. 技能実習2号を良好に修了している場合、技能試験・日本語試験ともに免除されます。ただし、国土交通省への受入計画申請は必要です。
Q. JACへの加入は正会員と賛助会員どちらがよいですか?
A. 所属する建設業者団体がある場合は正会員、ない場合は賛助会員となります。費用面では賛助会員(24万円/年)の方が安価ですが、団体のサポートが受けられる正会員にもメリットがあります。
Q. 受入計画の認定にはどのくらい時間がかかりますか?
A. 補正期間を除き、申請から認定まで約1.5〜2ヶ月が目安です。技能実習からの移行の場合は、修了6ヶ月前から申請可能です。
Q. 特定技能2号への移行条件は?
A. 建設分野特定技能2号評価試験(または技能検定1級)に合格し、一定の実務経験(班長としての経験等)が必要です。2号になると在留期間の上限がなくなり、家族帯同も可能になります。
キャリアリンクアジアのサポート
人材紹介
- 技能試験合格者のご紹介
- 技能実習修了者のマッチング
- ベトナム・ミャンマー等からの採用支援
登録支援機関として
- 1号特定技能外国人支援計画の作成
- 生活オリエンテーション
- 定期面談・相談対応
申請サポート
- 国土交通省への受入計画申請支援
- 在留資格申請書類の作成
- CCUS・JAC加入手続きのご案内
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