技能実習「そう菜製造業」とは?【2026年最新】受入要件・技能検定・惣菜加工を完全解説
技能実習「そう菜製造業」は、惣菜の製造に必要な技能を習得するための職種です。本記事では、【2026年最新】の受入要件、技能検定の内容、対象作業について詳しく解説します。
そう菜製造業のポイント
そう菜製造業は食品製造関係の中でも需要が高い職種です。コンビニ弁当、スーパーの惣菜、給食施設など幅広い現場で活躍でき、技能実習修了後は特定技能「飲食料品製造業」への移行が可能です。
技能実習「そう菜製造業」とは
そう菜製造業は、調理済み食品(惣菜)の製造に必要な技能を習得する職種です。技能実習制度の「食品製造関係」11職種のひとつであり、移行対象職種として最長5年間の実習が可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 職種名 | そう菜製造業 |
| 作業名 | そう菜加工作業 |
| 関係分野 | 食品製造関係(11職種18作業) |
| 在留期間 | 最長5年(1号1年+2号2年+3号2年) |
| 技能検定 | 惣菜製造業技能評価試験(初級・専門級・上級) |
| 試験実施 | 一般社団法人外国人食品産業技能評価機構(OTAFF) |
対象となる業務内容
そう菜製造業で習得する主な技能は以下のとおりです。実技試験は「加熱作業」「非加熱作業」のいずれかを選択して受検します。
加熱作業
- 揚げ物:コロッケ、から揚げ、天ぷら等
- 焼き物:焼き魚、ハンバーグ、卵焼き等
- 煮物:煮物、煮込み料理等
- 蒸し物:シュウマイ、蒸し野菜等
- 炒め物:野菜炒め、チャーハン等
非加熱作業
- サラダ類:ポテトサラダ、野菜サラダ等
- 和え物:おひたし、酢の物等
- 漬物類:浅漬け、ピクルス等
- カット野菜・フルーツ
共通の必須業務
- 食材の選別・洗浄作業
- 下処理作業(カット、皮むき等)
- 計量・調合作業
- 盛付け・包装作業
- 衛生管理・品質管理
就労可能な施設
「大量調理施設衛生管理マニュアル」を適用した施設が対象となります。
| 施設要件 | 詳細 |
|---|---|
| 調理規模 | 1回300食以上 または 1日750食以上を提供 |
| 調理機械 | 連続式1種類以上 または 固定式2種類以上を所有 |
| 営業許可 | 食品衛生法に基づく営業許可を取得していること |
具体的な就労先の例
- 惣菜製造工場
- コンビニエンスストア向け弁当工場
- スーパーマーケットのデリカ部門
- 給食センター・セントラルキッチン
- 病院・介護施設の調理部門
- 仕出し弁当製造業
【図解】技能実習の流れ
・食品衛生の基礎知識
・基本的な調理技能
・加熱or非加熱作業の選択
・多様な調理技能の習熟
・品質管理・衛生管理
・製造数の計算能力
・高度な製造技能の習得
・生産計画への参画
・優良監理団体・実習実施者のみ
技能検定について
惣菜製造業技能評価試験は、一般社団法人外国人食品産業技能評価機構(OTAFF)が実施しています。
試験の種類と内容
| 等級 | 受検時期 | 学科試験 | 実技試験 |
|---|---|---|---|
| 初級 | 1号終了時 | 三肢択一式 | 加熱or非加熱作業 |
| 専門級 | 2号終了時 | 三肢択一式+計画立案等作業試験 | 加熱or非加熱作業 |
| 上級 | 3号中 | 四肢択一式+計画立案等作業試験 | より高度な作業 |
計画立案等作業試験とは
専門級・上級の学科試験には計画立案等作業試験が含まれます。これは現場で製造数を正しく計算できるかどうかを評価する試験で、実務に直結した能力が問われます。
試験会場
OTAFFが指定する全国16ヶ所の会場で受検可能です。調理施設を完備した公共施設を利用し、複数の実習実施者が合同で受検します。
受入要件
実習実施者(受入企業)の要件
| 要件 | 詳細 |
|---|---|
| 事業内容 | 惣菜製造業を営んでいること |
| 調理規模 | 1回300食以上 または 1日750食以上 |
| 調理機械 | 連続式1種類以上 または 固定式2種類以上 |
| 営業許可 | 食品衛生法に基づく営業許可を取得 |
| 技能実習指導員 | 惣菜製造に5年以上従事した経験者を配置 |
技能実習生の要件
| 要件 | 詳細 |
|---|---|
| 年齢 | 18歳以上 |
| 日本語能力 | 入国時:N5相当以上(推奨N4) |
| 健康状態 | 食品製造に従事可能な健康状態(感染症等がないこと) |
| その他 | 帰国後に日本で修得した技能を活かす意思があること |
人数枠
食品製造関係の技能実習生の人数枠は、常勤職員の総数に応じて設定されます。
| 常勤職員数 | 技能実習生の人数枠(基本) |
|---|---|
| 30人以下 | 常勤職員数の10分の3 |
| 31〜40人 | 9人 |
| 41〜50人 | 10人 |
| 51〜100人 | 15人 |
| 101〜200人 | 20人 |
| 201人以上 | 常勤職員数の10分の1 |
【図解】キャリアパス
技能実習
・惣菜製造技能の習得
・惣菜製造業技能評価試験合格
・衛生管理の知識習得
特定技能1号
・即戦力として就労
・転職可能(飲食料品製造業分野内)
・惣菜以外の食品製造も可能
特定技能2号
・在留期間の上限なし
・家族帯同可能
・永住権取得への道
2027年〜育成就労制度への移行
制度変更のお知らせ
2027年4月より、技能実習制度は「育成就労制度」に移行します。飲食料品製造業分野は引き続き受入れ対象となります。
詳しくは育成就労「飲食料品製造業」とは?をご覧ください。
よくある質問
はい、可能です。1回300食以上または1日750食以上の調理規模があり、調理機械の要件を満たしていれば受入れ可能です。
そう菜製造業としては受入れできません。惣菜の生産ラインと外食の生産ラインが別の場合、配属できるのは惣菜の生産ラインのみです。外食業での受入れは別の職種・分野となります。
受入企業の主な業務内容に合わせて選択してください。技能実習計画に基づいて選択し、技能検定もその区分で受検します。
日越振興協同組合のサポート
日越振興協同組合は、優良監理団体として食品製造分野の技能実習生受入れをサポートしています。
- ベトナム・インドネシア・タイからの食品製造人材紹介
- 入国前の日本語教育支援
- 技能実習計画の作成支援
- 技能検定対策の支援(JITCO学習教材の活用)
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参考資料

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