特定技能「介護」とは?【2026年最新】訪問介護解禁・受入要件・手続きを完全解説
介護人材の確保にお悩みの事業所様へ。本記事では、特定技能「介護」分野の最新情報を詳しく解説します。
このような疑問にお答えします
- 特定技能「介護」で外国人を受け入れる要件を知りたい
- 訪問介護サービスでも外国人を受け入れられるようになったと聞いたが詳細を知りたい
- 技能実習からの移行方法を確認したい
- 介護福祉士資格取得までのキャリアパスを理解したい
特定技能「介護」とは
特定技能「介護」は、深刻な人手不足に対応するため、一定の専門性・技能を持つ外国人材を介護分野で受け入れる制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度開始 | 2019年4月 |
| 所管省庁 | 厚生労働省 |
| 在留期間 | 通算5年(1号特定技能) |
| 家族帯同 | 不可 |
| 転職 | 同一分野内で可能 |
ポイント: 介護分野は特定技能2号の対象外ですが、介護福祉士資格を取得することで在留資格「介護」に移行でき、在留期間の制限なく働き続けることができます。
【2025年4月解禁】訪問介護サービスへの従事
2025年4月21日より、特定技能外国人が訪問系サービスに従事できるようになりました。
訪問介護サービス解禁(2025年4月21日〜)
訪問介護
訪問入浴介護
夜間対応型訪問介護
介護予防訪問入浴介護
定期巡回・随時対応型
訪問型サービス(総合事業)
訪問系サービス従事の要件
外国人本人の要件
- 介護職員初任者研修課程等を修了
- 介護事業所等での実務経験が1年以上
受入事業所の追加要件
- 訪問介護等の研修を実施
- 責任者等が同行して訓練
- キャリアアップ計画を作成
- 「訪問系サービス適合確認書」を取得
対象となる介護サービス
施設系サービス(従来から対象)
| カテゴリ | 対象施設・サービス |
|---|---|
| 入所系 | 特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院、有料老人ホーム、サ高住 |
| 通所系 | 通所介護(デイサービス)、通所リハビリテーション、地域密着型通所介護 |
| 短期入所系 | 短期入所生活介護、短期入所療養介護 |
| 居住系 | 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、特定施設入居者生活介護 |
| 障害福祉 | 障害者支援施設、グループホーム、生活介護事業所 |
【図解】外国人本人の要件(4つのルート)
特定技能「介護」を取得するには、以下のいずれかを満たす必要があります。
受入事業所の要件
| 要件 | 詳細 |
|---|---|
| 対象施設 | 介護福祉士国家試験の実務経験対象となる施設 |
| 雇用形態 | 直接雇用(派遣は不可) |
| 報酬 | 日本人と同等以上の報酬 |
| 受入人数上限 | 日本人等の常勤介護職員の総数が上限 |
| 協議会加入 | 入国後4ヶ月以内に加入必須 |
【計算例】常勤介護職員が10名の事業所
→ 特定技能外国人は最大10名まで受入可能
→ 特定技能外国人は最大10名まで受入可能
従事できる業務
主たる業務(身体介護等)
- 入浴介助
- 食事介助
- 排せつ介助
- 整容・衣服着脱の介助
- 移動の介助
付随的に従事可能な業務
- レクリエーションの実施
- 機能訓練の補助
- 記録の作成
- 物品の補充・管理
- 居室・共有スペースの清掃
注意: 身体介護等が主たる業務である必要があります。清掃や調理のみに従事させることはできません。
【図解】キャリアパスと在留期間
介護分野のキャリアパス
特定技能1号
介護
介護
最長5年間
家族帯同:不可 / 転職:同一分野内で可能
家族帯同:不可 / 転職:同一分野内で可能
介護福祉士国家試験 合格
在留資格
「介護」
「介護」
在留期間の制限なし
家族帯同:可能 / 更新回数:無制限
家族帯同:可能 / 更新回数:無制限
▼
永住権
10年以上の在留で申請可能
日本に定住し、安定した生活基盤を構築
日本に定住し、安定した生活基盤を構築
介護福祉士取得のメリット
| 項目 | 特定技能1号 | 在留資格「介護」 |
|---|---|---|
| 在留期間 | 通算5年 | 制限なし |
| 家族帯同 | 不可 | 可能 |
| 永住申請 | 困難 | 可能 |
【図解】技能実習からの移行
1年目
技能実習1号
技能検定 基礎級 合格
2〜3年目
技能実習2号
良好修了(随時3級合格)
4〜8年目
特定技能1号「介護」(試験免除で移行)
最長5年間
最長5年間
良好修了の要件
- 技能実習を2年10ヶ月以上修了
- 技能検定随時3級(または介護技能実習評価試験専門級)に合格
【図解】受入れの流れ
海外から呼び寄せる場合
STEP 1
人材選定・雇用契約締結
▼
STEP 2
協議会への入会申請
介護分野特定技能協議会
介護分野特定技能協議会
▼
STEP 3
在留資格認定証明書交付申請
入管への申請
入管への申請
▼
STEP 4
入会証明書の発行
協議会から発行(申請から約2週間)
協議会から発行(申請から約2週間)
▼
STEP 5
ビザ発給・入国
▼
STEP 6
就労開始
外国人情報の協議会への登録(4ヶ月以内)
外国人情報の協議会への登録(4ヶ月以内)
よくある質問(FAQ)
Q. 夜勤はさせてもよいですか?
A. 可能です。ただし、夜勤体制に関する法令を遵守し、適切な指導体制を確保してください。
Q. 訪問介護で働かせるには追加の手続きが必要ですか?
A. はい。「訪問系サービス適合確認書」を協議会から取得する必要があります。また、外国人本人に1年以上の介護実務経験が必要です。
Q. 技能実習から特定技能への移行に試験は必要ですか?
A. 介護職種の技能実習2号を良好に修了した場合、試験免除で移行できます。
Q. 介護福祉士に合格しなかった場合、5年で帰国ですか?
A. 特定技能1号の在留期間は通算5年です。介護福祉士に合格できなかった場合、原則として帰国となります。
Q. 介護福祉士国家試験は日本語ですか?
A. はい、日本語での試験です。ただし、一定の配慮措置(試験時間延長、ふりがな付き問題等)があります。
キャリアリンクアジアのサポート
1. 人材紹介
- ベトナム、タイ、インドネシアからの介護人材紹介
- 技能実習修了者の特定技能への移行支援
- 介護技能評価試験合格者のマッチング
2. 入国・在留手続き支援
- 在留資格認定証明書交付申請の代行
- 協議会への入会申請サポート
- ビザ申請手続きの支援
3. 登録支援機関としての支援
- 事前ガイダンスの実施
- 住居確保・生活支援
- 日本語学習機会の提供
- 定期面談の実施
- 相談・苦情対応
お問い合わせ
介護分野での外国人材採用についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
技能実習「介護」については日越振興協同組合(電話: 043-356-3215)も対応いたします。
関連ページ
参考リンク(政府公式サイト)

外国人人材の受け入れに関心のあ る方はお気軽にお問い合わせください。
043-306-1307(キャリアリンクアジア)
043-356-3215(日越振興協同組合)
月〜金、8時〜17時


