特定技能 「ビルクリーニング分野」受入に必要な準備・手続き・注意点
オフィスビルや商業施設の増加に伴い、ビルクリーニング分野でも人手不足が深刻化しています。本記事では、特定技能「ビルクリーニング」の制度概要から受入要件、手続きまで徹底解説します。
このような疑問にお答えします
- 特定技能「ビルクリーニング」で採用できる業務は?
- 技能実習から移行できる?
- 受入企業に必要な要件は?
- 試験の難易度や合格率は?
- どの国からの人材が多い?
特定技能「ビルクリーニング」の最新データ【2026年】
特定技能「ビルクリーニング」とは
特定技能「ビルクリーニング」は、2019年4月に創設された在留資格で、建築物の内部清掃業務に従事する外国人材の受入れを可能にする制度です。
| 項目 | 特定技能1号 | 特定技能2号 |
|---|---|---|
| 在留期間 | 通算5年まで | 上限なし(更新可) |
| 技能水準 | 相当程度の知識・経験 | 熟練した技能 |
| 日本語能力 | N4相当以上 | 要件なし |
| 雇用形態 | 直接雇用のみ | 直接雇用のみ |
| 家族帯同 | 不可 | 可能 |
対象となる業務
ビルクリーニング業務の範囲
建築物(住宅を除く)の内部を対象に、衛生的環境の保護、美観の維持、安全の確保、保全の向上を目的として行う清掃作業
具体的な業務例:
- 床の清掃(掃除機がけ、モップがけ、ポリッシャーがけ等)
- 壁面・天井の清掃
- 窓ガラス清掃(内側)
- 什器・備品の清掃
- トイレ・洗面所の清掃
- エスカレーター・エレベーターの清掃
注意:対象外となる業務
- 住宅(マンション専有部分等)の清掃
- 外壁・屋外の清掃
- ゴンドラを使用した高所作業
- ハウスクリーニング(家事代行サービス)
特定技能「ビルクリーニング」の取得方法
ルート1:試験合格
必要な試験:
- ビルクリーニング分野特定技能1号評価試験
- 日本語能力試験N4以上 または 国際交流基金日本語基礎テスト
試験内容:学科試験+実技試験
実施場所:日本国内および海外
ルート2:技能実習からの移行
移行可能な職種:
- ビルクリーニング
メリット:技能実習2号を良好に修了した場合、試験免除で移行可能
試験の詳細
| 試験区分 | 内容 | 合格基準 |
|---|---|---|
| 学科試験 | ビルクリーニングの基礎知識、安全衛生、作業手順等 | 65%以上正解 |
| 実技試験 | 床の定期清掃作業(ポリッシャー操作等) | 60%以上の得点 |
ポイント:実技試験では、実際にポリッシャーを使用した床清掃を行います。事前の練習が重要です。
受入企業(特定技能所属機関)の要件
基本要件
- 事業内容:建築物清掃業、建築物環境衛生総合管理業の登録を受けていること
- 報酬:日本人と同等以上の報酬を支払うこと
- 協議会:ビルクリーニング分野特定技能協議会への加入(受入後4か月以内)
- 支援体制:1号特定技能外国人支援計画の策定・実施
建築物清掃業の登録について
| 登録種別 | 概要 | 必要資格 |
|---|---|---|
| 建築物清掃業 | 建築物の清掃を行う事業 | 清掃作業監督者の配置 |
| 建築物環境衛生総合管理業 | 清掃、空調管理、給排水管理等を総合的に行う事業 | 統括管理者等の配置 |
協議会について
特定技能外国人を受け入れる事業者は、ビルクリーニング分野特定技能協議会への加入が義務付けられています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 構成員 | 厚生労働省、受入機関、業界団体等 |
| 加入期限 | 特定技能外国人受入後4か月以内 |
| 主な役割 | 受入状況の把握、情報共有、制度運用の改善 |
| 費用 | 無料 |
受入れの流れ
建築物清掃業等の登録があるか確認
試験合格者または技能実習修了者から選定
雇用契約の締結、1号特定技能外国人支援計画の策定
地方出入国在留管理局へ申請
受入後4か月以内に協議会へ加入
特定技能2号への移行
2023年6月の制度改正により、ビルクリーニング分野でも特定技能2号への移行が可能になりました。
2号移行の要件
| 技能要件 | ビルクリーニング分野特定技能2号評価試験に合格 |
| 実務経験 | ビルクリーニング分野で複数の現場を管理した経験 |
| 日本語 | 要件なし(ただし、業務遂行に必要な能力) |
2号のメリット:在留期間の上限なし、家族帯同可能、キャリアアップの道が開ける
よくある質問(FAQ)
Q. 住宅の清掃(ハウスクリーニング)で働けますか?
A. いいえ、特定技能「ビルクリーニング」は建築物(住宅を除く)の内部清掃が対象です。住宅清掃は対象外となります。
Q. 窓ガラスの外側清掃は対象になりますか?
A. いいえ、建築物の「内部」清掃が対象のため、外壁・外部の清掃は対象外です。
Q. 実技試験は難しいですか?
A. ポリッシャーの操作経験がない場合は練習が必要です。技能実習経験者は比較的スムーズに合格できます。
Q. 派遣で雇用できますか?
A. いいえ、ビルクリーニング分野は直接雇用のみが認められています。派遣雇用が認められているのは農業・漁業分野のみです。
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特定技能「ビルクリーニング」の人材紹介
キャリアリンクアジア株式会社では、ベトナム・インドネシア・タイから優秀なビルクリーニング人材をご紹介しています。
- ビルクリーニング技能測定試験合格者のご紹介
- 技能実習修了者の特定技能移行サポート
- 在留資格申請から受入後の支援まで一貫対応
- 登録支援機関として支援業務を代行
まずはお気軽にご相談ください。
関連リンク

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043-306-1307(キャリアリンクアジア)
043-356-3215(日越振興協同組合)
月〜金、8時〜17時

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